・ テニスの基礎って何?
・ ネットに上がっている色々は打ち方。どれが正しいの?
・ 頭の中がぐちゃぐちゃだ。
ネットや雑誌などの情報は、自分はどれが必要なのか?
どうやったら、早く上達できるか?
理屈を知ってください。
Contents
① 第一の原則 スポーツをどうやって覚えていくのか?
よく言われるスポーツが上手い、下手があるのなぜでしょう?
よく言われるのが、スポーツはカラダでするものだ。天性のものなんだ。
センスがないからダメなんだ。
こんな話しではないでしょうか?
しかし、スポーツは、『脳』で行います。
いかに『脳』に、色々な情報を蓄積するか?
この蓄積方法が、とても重要になります。
この蓄積方法(記憶方法)をまずしっかり理解してください。
脳の記憶方法
色々な環境で経験し学習したことを、大脳で記憶される。
大脳に正しいプログラムを記憶させる。
ここがポイントです。
この記憶システムをスムーズに記憶できれば、誰でも短期に上達します。
正しい脳の使い方=プログラム化させるのです。
脳のシステム
脳の学習方法
① 脊髄反射 … 熱いものに触って、アチッと手を引っ込める
② 小脳反射 … 歩く、箸を使うなど筋肉をなめらかに使う必要がある。
プログラムとして小脳に収納して、必要に応じて使っている
➂ 随意運動 (意識運動) … 自分の意思、意図に基づいた運動。
テイクバックを早くするを意識した練習などがこれに当たる
テニスを上達させるには、
➂ の『随意運動(意識運動)』で、『正しい動作』を意識的に練習します。
この練習を意識してやることで、正しい運動プログラムを『小脳』に記憶させる。
この記憶させる練習が、反復練習です。
『小脳』に記憶させた情報が、無意識に運動ができるようになるのです。
運動の自動化といいます。
ここまでくれば、勝手にショットが打てます。
(EX) 赤ちゃんが、歩く方を覚える
お母さんに教えてもらう
覚えれば、勝手に歩くようになります。
運動の自動化をさせるための練習方法
運動の自動化させるためには、小脳に運動を記憶させることです。
では練習には、どのような種類があるのか?
①クローズドスキル
②オープンスキル
の2つに分かれます。
① クローズドスキル … 外的要因に左右されない
② オープンスキル … 外的要因に左右される
テニスの練習では …
① クローズドスキル … ボール出し練習、サービス練習
② オープンスキル … 相手との打ち合い、試合展開の練習、ゲーム
運動の自動化をさせるために、意識して正しい動作を覚えるために、
クローズドスキルで、ボール出し練習でしっかり記憶させます。
その記憶したものを、オープンスキルの打ち合いなどの練習で、実際試すのです。
その試して、おかしい部分があれば、クローズドスキルのボール出し練習で、改善させます。
ボール出し練習 → 打ち合い → 改善ボール出し練習 → 打ち合い
こんな感じのループで練習をを続けて、運動の自動化していくのです。
そのために、反復練習が重要になるのです。
もう一つの運動習得法
人がスポーツを始めるときには、子どもの頃の運動経験を活かしてそのスポーツをします。
例えば、少年野球をしていたとします。
野球は、『投げる』、『走る』、『捕る』の3要素です。
野球をやっていた方がテニスを始めると
『投げる』は、サービス、スマッシュ、ストローク
『走る』は、フットワーク
『捕る』は、ボレーへと変換されます。
子どもの頃の運動経験がある人、ない人、色々なスポーツ経験、外遊びの経験。
みな根本にある『ベース』が違うのです。
その『ベース』を『テニス』に変換していく。
大人がスポーツを始めるときには、子どもの頃の運動経験を活かしてテニスを覚えるのです。
このように、運動を覚えるプロセスを知っているか知らないかで、練習への意識が違います。
皆さんは、ぜひ知ってくださいね。
意識して練習しましょう。
② 第2の原則 大人からテニスを始めた人にとって、ショットの基本って?
そもそも基本って何ですか?
基本とは、誰でもすぐに基本6ショットが打てるようになり、『テニス』のショットをイメージでき、どんな方にも60%位あてはまるもの『型』と定義します。
『型』を覚えることで、『安定』して、ラリーができるようになります。
『安定』してラリーができるようになると、大枠『テニス』をイメージすることができます。
テニスのイメージができる=テニスの型がわかるようになります。
そうすると、次のステージ。
・『スピードを上げたい』、
・『スピン量を増したい』
など、ショットの個性が出てきます。
この『ショットの個性』を早く到達させるために、『基本』があります。
基本とは、『基本の型』を早くマスターして、次の個性へと早くつなげるものです。
中級くらいの方で注意したいのは、自分のテニスの『基本進捗具合』の評価です。
皆さんの口ぐせ。
打てているのに、『基本ができないから』
この言葉を言っていませんか?
『基本』を覚えたとする評価は、二つ。
・一つ目は、『理論としての技術』を知っていることです。
言葉から、動作をイメージすることです。
自分の動作が、正しい動きをしているか?
できている部分と、できない部分を切り分けをしてください。
・二つ目は、『理論をカラダで表現』できる。
実際、理論での正しい技術を、実際のカラダで表現できているか。
➂ 第3の原則 テニスとは?
大きく分けて、『ショット』と『戦い方』に分かれます。
これを同時にやろうとすると、ぐちゃぐちゃになってしまいます。
ショットは、前にお話しした『クローズドスキル』 『オープンスキル』を駆使して、マスターしてください。
『戦い方』は、これにも型があります。
コート以外で、実際知識を入れる。
入れたら、コートで試してみる。
これが重要です。
知らないで、コートに入りゲーム展開をすると、反射的なゲームをしてしまいます。
ボールが来たから、ラケットを出してボレーする。
これは、だめです。
ここにボールを打つと、相手はここにしか打てないから、ここにポジションを取ってボレーする。
こんな感じで、言語化できると最高です。
大人は、経験があるので理屈で理解できます。
このアドバンテージをしっかり使って、上達してください。
『戦い方』は、また後日お話しますね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さんを応援しています。
頑張ってください。
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