テニススクールで、一生懸命頑張って練習しているのに、成果が出ない…。
友達にも抜かれてしまった
どうやったら、簡単に成果が出るのだろうか?
簡単に成果が出る方法が知りたい。
こういった疑問に答えます。
Contents
1 言葉一つ変えただけで、上達を助ける。
2 上達することで、テニスがどのように変わるか?
この記事を書いているのは、
テニスコーチ歴 27年
1年間延べ1万人の生徒さんを観ている
現在フリーのコーチとして活躍しています。
実際のレッスンを通じて、簡単に上達するための極意を解説していきます。
1 言葉一つ変えただけで、上達を助ける。
結論として、自分の課題に意識を集中させる事が上達の秘訣になります。
なぜなら、上手くいかない人は、『今できないことの意識を向けている』から、『できない』という言葉を使います。
□体験談 : レッスン中アルアル
レッスン中、この言葉に聞き覚えがありませんか?
『わたし、このショットできないのよ』
『わたし、バックハンドが苦手なんです。』
この言葉を言った後、うまくいったことありますか?
□改善案
しかし、ある生徒さんに言葉を変えてもらい、バックハンドストロークのレッスンをしてみました。
そうしたら、すぐにバックハンドストロークの成果が出ました。
□生徒さんからの質問
生徒さん:本当に、言葉を変えただけで、本当に上達するんですか?
コーチ:はい、言葉を変えただけで、上達します。
なぜなら、うまくいかない人のパターンは、うまくいかないことを言葉にするからです。
上手くいかない人は、『上手くいかないこと』に意識を集中させえており、脳もその意識の
行動をさせるようにカラダを動かせます。
上手くいかないため、より色々なことを考えすぎて結果が出なくなります。
□言葉を変えることで、意識が具体的な部分に向くと、上達します。
言葉をどのように変えるか
この二人にバックハンドストロークのレッスンをしました。
・Aさん (テニス歴5年中級)
『できない』『苦手なんだよ』の『結果』を意識させたままレッスンをする
・Bさん (テニス歴3年中級)
結果はどうでもいいから、『最初の一歩目の左足の出し方』だけ意識してと、『プロセス』に意識を置いた。
この場合、Bさんの方が上達に近づいた。
なぜなら、Aさんは最初から『完璧なバックハンドストローク』が打てるように、
色々な事に意識を奪われてしまいます。
結果、『テイクバックを速くしなきゃ』
『足を動かさなきゃ』
『打点を合わせなきゃ』
一気にすべてのことを詰め込もうとしてしまうため、カラダがぎこちなく動き、自分で良くわからなくなって
しまい、上達が遅くなってしまいます。
対して、Bさんは、一点集中。
『最初の一歩目だけ』に意識を集中してもらいました。
最初は、今まで意識してなかったので、カラダの違和感満載で、うまく打てません。
しかし、数を打っていくと違和感が消えて普通になってきます。
そうすると、
『今までのバックハンドストロークのスキル』と、
『新しい最初の一歩目のスキル』が
融合ことで、新しいバックハンドストロークが生まれます。
そのため、バックハンドストロークが上達します。
『できない』などの言葉を言っているときは、ショットの結果に意識が向いています。
それを、今集中しなくてはいけないこと=プロセスに意識を強制的に向かせます。
言葉を変えることで、『今すべきこと』に集中できるようになります。
2 上達することで、テニスがどのように変わるか?
結論として、上達する=ショットが安定することで、ゲームが楽しくなる。
□なぜゲームが楽しくなるか?
ショットが安定してくると、ゲーム中に余裕が生まれてきます。
相手があそこにいるから、ここに打とうなど、『ゲーム感覚』が作動していきます。
こんな経験ありませんか?
何となく試合をした方が、調子が上が良い試合ができた経験。
これは、ゲームをしているとき、ショットのことは何も考えずに、ボールだけ追いかけて
集中する状態になることでうまれます。
ショットを考えながらゲームはできない。
だから、『一つ一つ課題に意識したショット練習すること』が大切になります。
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