自分のテニスが、試合で発揮できない最大の原因。

練習では、上手く打てるのにゲームでは上手くできない。
ゲームが終わった後、もっとショット練習をしなくてはいけないな
こう考えており、もっとゲームの中で、活躍できるようになりたいと思っている。

 

テニスコーチ歴27年の『できないをできるに変える』
テニストータルデザイナー秋山がお答えします。

Contents

1 自分の今持っているものを引き出す事の重要性を知る

2 引き出し方法

 

1 自分の今持っているものを引き出す事の重要性を知る
新しい知識を入れる前に、今自分が持っているものを磨いていく事の方が大切

スクール生の方に多い質問
『このショットができなかったから、上手くいかなかった。どうしたらよいですか?』
こんな質問を良く受けます。

このスクール生さんは、ゲームで何をしているかというと、
『相手に主導権を握られたゲーム』をしているのです。
どういうことかというと、
相手に仕掛けられ、とにかくボールに追いつくだけ。
その試合をしているので、自分が攻撃できる時も、焦って何もできなくなってしまっている。
ノープランで、相手のテニスに反応する受け身のテニスを言います。
このような方は、今自分がこのショットができないから、もっと練習をしなくてはいけない。
相手のできている部分を、自分ができていないからダメなんだ。
『隣の芝生は青く見える』
とても感情的で、感情次第のテニスになります。

しかし、上達の早い方は、『ゲームを楽しむ』ことをしています。
また、目的も『自分のテニスをする』などを持っています。

脳には、右脳と左脳があります。
右脳…感覚的。図形や映像の認識、イメージの記憶、直感・ひらめき(いわゆる見たまま)などを司ります。
歩くなど『運動を自動化』された情報を筋肉へ指令を送る。
左脳…左脳は読み、書き、話す、計算などの言語、文字の認識や計算と算数・数理的推理、論理的思考などを担当します。よく論理脳、デジタル脳と呼ばれます。

練習では、しっかり『左脳』を使って、ショット,練習のイメージをつかんで、
それをドリル練習で、『左脳』で意識しながら、『右脳』で感覚的に行わせる。
これを繰り返し練習して、『運動の自動化』までもっていきます。

たとえるなら、譜面を見ずにピアノが弾ける感じです。

上手くいかなければ、修正すればよい。
このような考え方です。

2 引き出し方法

『楽しく、上手くなる』を目的においてください。

目的が無くなると、感情に支配されてしまい、その都度のテニスになって今います。
自分のメンタル状態を平常状態に保つことが重要です。

具体的な対処法をお話します。

⑴1ポイント、1ポイント気持ちを切り替えましょう。
切り替えれない方はず~~~~~~~とグリップを握りしめています。
自分では、上手くいかなかったショットを打って、次何とかするぞと、力を込めています。
この『何とかするぞ』が、曲者です。
これが、平常状態を奪います。
どのように気持ちを切り替えるか?

ラケットを握っている利き手から、ラケットを離しましょう。

非利き手にラケットを持って、次のプレイに臨んでください。

これだけでも、良いショット、悪いショットでも気持ちが、平常に戻ります。

⑵アイコントロール(目線をコントロールしましょう)

集中していないと、目線はうろうろします。
プレイをしていない時は、ラケットのガットや、ラケットの一部を見るなどして
眼をコントロールしてください。
これだけで、集中しますので、ココロは平常でい続けます。

この2点を試してみてください。

自分のプレイを引き出すには、『ココロの平常』が必要です。
ココロを平常にするには、『平常にする行動』をしてみてください。
行動してしまえば、平常に戻ります。
例えば、『笑いながら、怒れ』は、できませんよね。
多分笑ってしまうはずです。

テニスも同じです。
今ある自分のプレイを出し切る
そのためには、
ココロが平常である必要があるということです。

しっかりと正しい練習と、ココロの平常で、自分のプレイを出し切ってください。

それから、必要な新しいことに取り組んでください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さんの上達に少しでもお役に立てばと思います。

また次回お楽しみにしてください。

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