テニスエルボー、これだけは知っておいてください。

こんばんわ。

現役テニスコーチ秋山です。

本当に集中してテニスに没頭していると、いつしか肘が痛いなぁと思った瞬間ありませんか?

そういう時に、しっかりした知識を入れておけば安心です。

ここで、しっかりテニスエルボーんビついて、知っておいてください。

Contents

1 テニスエルボーの原因って?

テニスエルボーの鈍痛、痛いですよね。

テニスをして汗をいっぱい書いた後の喜び、ビールのジョッキが持てなくなったり、

朝起きてからの歯磨き

フライパンをもって料理するとき

こんな感じが出ているときは、テニスエルボーの疑いがあります。

これから、テニスエルボーの原因を説明していきますね。

簡単に簡単にいきます。

腕を動かすために、筋肉があります。筋肉と筋肉をつないだ部分を腱といいます。

この腱から、筋肉がはがれてしまって痛みが出ていることを『テニスエルボー』といいます。

原因としては、

① 腕への負担があるフォームで打っている

② ラケットがあっていない

③ ガットがあっていない

この3つが大まかな原因です。

①腕への負担があるフォーム

これは、ラケットの進化によって、引き起こされています。

現在のラケットは、『簡単にボールが飛ばすことができる』ようになりました。

その弊害で、自分勝手なフォームでもボールが飛んで行ってしまいます。

そうすると、腕への負担が起きてしまいます。

~改善方法~

・自分でボールを落として、フォアハンド,バックハンドストロークをゆっくり打ってみてください。

その時、痛みがある場合それが原因となります。

その痛みが出ないように打ってみてください。

カラダが教えてくれますよ。

我々プロが見るときは、これを細かく細かくして探っていきます。

ご自身でできそうにない方は、プロコーチに見てもらってください。

② ラケットがあってない

ナダル選手が好き、フェデラー選手が好きで、そのモデルのラケットを使っている方、

テニスエルボーになってしまう可能性がある観点から見ると、要注意です。

フレームにも、

・ボールを簡単に飛ばしていく爆発力重視のラケット

・ボールを飛ばさないコントロール重視のラケット

・この二つのハイブリット版ラケット

大きく分けて、3つになります。

ご自身が、どの部類のラケットを使ったらよいか?

特にプレイ時間が長い方は、しっかり選んでくださいね。

ラケット相談は、私のようにJRSA(日本ラケットストリンガーズ協会)会員の方。

たくさんの情報を持っています。是非、お近くのお店にご相談してください。

ご自身のプレイを見てくれているコーチ

ぜひ、ご自身にあったラケットを選んでください。

③ ガットがあっていない

プレイスタイルに合わせて、ガット(ストリング)を選んでくださいね。

誤字sんに合ったお店を探して、ストリンガー、コーチにご相談ください。

以前に書いた記事を見てくださいね。

2 テニスエルボーセルフ診断法

① トムセンテスト

手のひらを下にして、指を床に向けます。反対の手で指を押します。

押された手は、床に水平になるように起こしてください。

その時、肘に痛みがあるか確認してください。

② チェアテスト

肘を伸ばしたまま椅子を持ち上げる。その時痛みがあるか?

③ 中指伸展テスト

中指を押される抵抗に対して、中指を伸ばす。その時、痛みがあるかどうか?

 

3 テニスエルボー、現場から見た改善方法

テニスエルボー改善方法

① 痛みがある部位を固定する

② とにかく冷やす

③ 安静にする

 

① 痛みがある部位を固定する

痛みが出ているのは、腱と筋肉がはがれてしまっているところ。

この部分を圧迫して固定させると、はがれている部分がくっつきます。

そうすると、痛みが緩和されます。

固定ツールは、テーピングがおすすめです。

~テーピング~

~テーピングの種類(CBテープ、非伸縮性テープ、膝腰用50ミリ)ごおすすめです。~

長所

・しっかり個人の関節に対して、固定できる。

短所

・1回巻くと、シッカリ巻けている時間は、2時間ぐらいが限度。それ以上プレイする場合、

巻き直しが必要です。

・お金がかかる

 

~テニスエルボー用サポーター~

オススメサポーター

ソルボDoエルボーバンド

これは、パッドの部分にソルボセインという振動吸収材がついています。

パッドが、ひじの部分を固定させます。

効果絶大です。

長所

・サポーターを簡単に装着できる

・価格が安くて済む

短所

・テーピングに比べて、固定力は低い。

 

② とにかく冷やす

・プレイ終了後、すぐに冷やしてください。

できれば、氷で冷やしましょう。

氷のうがあると便利です。

なければ、コンビニの袋でも構いません。

必ず、空気を締め出して、氷と氷を密着させてください。

温度が下がり、冷却効果が高まります。

大体20分くらい、患部がマヒするくらいが目安に、冷やしてください。

冷やすときの注意点は、凍傷に気を付けてください。

様子を見て、タオルをひいたりして温度を調節してください。

また、日々冷やしてください。

オススメの薬は、

アンメルツヨコヨコみたいな、液体の消炎剤がおすすめです。

一日何回でも塗ってくださいね。

湿布より液体消炎剤をオススメするわけ

湿布は、皮膚表面を冷やします。

液体は、患部まで浸透していきます。

炎症を抑えるためには、液体の方が優秀です。

 

③ 安静にする

安静にするのは、よいと思います。

しかし、安静にすればするほど、筋肉は落ちていき、復帰は遅れます。

 

私のお勧めは、多少痛みが残っていながら、固定と冷却をしっかり行っていくことです。

 

このように、しっかりした正しい知識を入れて、楽しいテニスライフを送ってください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です